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| City104|
Vol.64

ことしは五月晴れがとても少なくて、からっとした青空が恋しい毎日です。
今日から先生の社中の書道展が始まります。
今年はどんな作品が見られるか・・・
楽しみです。

「個展いで薄暑たのしき街ゆくも 秋櫻子句」



〜「写俳」に挑戦しよう!〜

今、「写俳」が静かなブームです。
「写俳」とは、自分で撮った写真に俳句を合わせて表現します。
フォント1つで印象が全く変わってしまうのが「写俳」のおもしろいところ。
あなたも「写俳」でオリジナルな世界を表現してみませんか?

Vol.63 天と地の和解の証し虹の橋 夏淙句
Vol.62 かぎりなく夕映えかはる新樹かな 桜坡子句
Vol.61 猶見たし花に明けゆく神の顔 芭蕉句
Vol.60 しばらくは雪解の音にかこまるる 楸邨句
Vol.59 ゆさゆさと春がゆくぞよ野べの草 一茶句
Vol.58 雲と隔つ友にや雁の生きわかれ 芭蕉句
Vol.57 初花の薄べにさして咲きにけり 鬼城句
Vol.56 麗かにふたりごころのひとり道 木内彰志句
Vol.55 くもりたる古鏡の如し朧月 虚子句
Vol.54 通ひ路の春光ふかき薔薇(いばら)垣 麦南句
Vol.53 浅き春 鉛筆削れば 木の匂ひ 郁子句
Vol.52 幼な手に 折り鶴一羽 春炬燵 慶子句
Vol.51 川波の手がひらひらと寒明くる 蛇笏句
Vol.50 立つ春や 廊下の隅の ギターにも 智恵子句
Vol.49 春たちてまだ九日の野山かな 芭蕉句
Vol.48 悴みて 見知らぬ街を 行くごとし 正江句
Vol.47 またひとつ 歳重ねたる 初茜 みぽ句
Vol.46 初孫の誕生祝いし初メール 郁子句
Vol.45 冬晴の岳日かげりてより澄みぬ 呉龍句
Vol.44 蓬莱に聞かばや伊勢の初便 芭蕉句
Vol.43 オーロラは 天の羽衣 樹氷立つ 緑生句
Vol.42 抱擁も 台詞のひとつ 聖夜劇 好郎句
Vol.41 みちのくの 氷柱のひかり 身に宿す 広治句
Vol.40 陽光を 集めし先に 桐一葉 みち句
Vol.39 ふと触れし オルゴール鳴る 秋の夜半 すみ句
Vol.38 霜じもや 丘の雀も ちちとよぶ 一茶句
Vol.37 過ぎし日を たたみて心 秋深し 汀子句
Vol.36 晩年運 よしと告げられ 秋惜しむ 郁子句
Vol.35 稲穂波 黒き楽器の 箱を提げ 静塔句
Vol.34 化野や 風と遊びて 竹の春 加賀句
Vol.33 沖を見る 男の背中 鰯雲 郁子句
Vol.32 つば広のひと 佇めリ 秋の浜 郁子句
Vol.31 使ふ部屋 使はざる部屋 障子貼る あきら句
Vol.30 女の秋 髪染め上げて うら悲し 真砂女句
Vol.29 掃苔(そうたい)の み空身に入む 神楽坂 冬丘句 
Vol.28 菊月や 形見の刀あざほくろ 余白句
Vol.27 秋涼し 蔵三植えし 矢竹の葉
Vol.26 秋の芽や みづみづしきは 恋の顔 真砂女句
Vol.25 秋夕焼け 露地よりいづる 白煙かな けんぽう句
Vol.24 蝉時雨 自己完結の 道を行く みち句
Vol.23 地蔵尊 直立不動の 夕涼み あかり句
Vol.22 ぶらんこの ぬきつぬかれつ 雲の上 けんぽう句
Vol.21 河鹿聴く われ 一塊の岩となり 蓼汀句
Vol.20 あらとふと 青葉若葉の 日の光 芭蕉句
Vol.19 髪色を 変えて迎える 薄暑かな ひな姫句
Vol.18 春時雨 振り返へり見る 吾の裾 道子句
Vol.17 6月の花嫁 リンデンの 彼方より 真鍋郁子句 
Vol.16 梅雨寒し 口紅すこし 濃く引くと 綺羅句
Vol.15 大氷河 はるかの地中海 めざし 鷹羽狩行句
Vol.14 警策の 音もしみいる 苔の庭 志朗句
Vol.13 露涼し 形あるもの 皆生ける 鬼城句
Vol.12 自らも すこしあざむき サングラス 茂子句
Vol.11 なつかしき あやめの水の 行方かな 虚子句
Vol.10 尾根こえて 来し花屑も ありぬべし 稲畑汀子句
Vol.9 翠黛に 雲もあらせず 遅ざくら 蛇笏句
Vol.8 春遅し 泉の末の 倒れ木も 石田波郷句
Vol.7 さわさわと 木々の装ほひ 春めきて
Vol.6 曙や 白魚白きこと 一寸 芭蕉句
Vol.5 野火守の 遠き雪崩に 目覚めをり 辰之助句
Vol.4 しきりなる あと降りあそび 雪の果て 史石句
Vol.3 かもめ舞う 立春の空 輝えり 青木規子句
Vol.2 波音のほかを 忘れてゐて のどか
Vol.1 白椿 「春惜しむ おんすがたこそ とこしなへ 水原秋櫻子句

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